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足首の捻挫のリハビリについて | 浪速区・日本橋・恵美須町駅 とくなが鍼灸整骨院・とくなが鍼灸院

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足首の捻挫のリハビリについて

2026.03.03 | Category: スポーツ障害

捻挫を繰り返す本当の理由 ― 神経の「滑走」に注目していますか?
足首の捻挫を何度も繰り返してしまう方は少なくありません。
「筋力が弱いから」
「サポーターをしていないから」
「体幹が弱いから」
もちろんそれらも一因かもしれません。
しかし、私たちが臨床で重視しているのは “神経の滑走性” です。

末梢神経は“滑り”ながら働いている
末梢神経は、周囲の筋肉や筋膜との間でスムーズに滑走することで、その機能を維持しています。
しかし、炎症や不動(固定期間が長いなど)によって組織間の癒着が起こると、神経の動きが悪くなります。
その結果、神経受容器の感度が低下してしまいます。
つまり、
「今、足首がどの位置にあるのか」
「どの方向に傾き始めているのか」
といった重要な情報が、脳へ遅れて伝わるようになるのです。

フィードバック信号の遅延が招くもの
この神経の感度低下は、フィードバック信号の遅延を引き起こします。
本来であれば足首が内側に倒れそうになった瞬間に、腓骨筋が素早く防御的に収縮してブレーキをかけます。
しかし信号が遅れると、
腓骨筋の防御的な収縮が間に合わず
再度「グキッ!!」と捻挫を繰り返す悪循環
に陥ることになります。

カギを握る「腓腹神経」の走行
ここで重要になるのが 腓腹神経 です。
腓腹神経は、下腿後面の深層からアキレス腱の外縁を並走するように下行し、外果の下方を通って枝分かれします。
この走行ルートに注目してください。
ここはちょうど、
* 腓腹筋筋膜
* 足底筋膜
が交差する、張力変化が起こりやすい区画です。
つまり、負荷が集中しやすく、癒着や滑走障害が起きやすい場所なのです。

実は「腰」も関係しています
さらに見逃せないポイントがあります。
腓腹神経は、坐骨神経の末梢枝です。
つまり、神経を包む神経外膜の緊張は上行性に伝わります。
例えば、
腰椎周辺で多裂筋などが過緊張を起こす
↓
坐骨神経の滑走性が制限される
↓
その末端である腓腹神経の「センサー感度」が物理的に低下する
ということも起こり得ます。
足首の問題が、実は腰から始まっているケースも少なくありません。

当院のアプローチ ― PNFで神経と筋を協調させる
当院では、PNF(固有受容性神経筋促通法)という技術を用いて、
* 神経の滑走性
* 筋肉との協調性
* 反応スピードの改善
を目的とした施術を行っています。
単に筋力をつけるのではなく、
「神経と筋肉が正しいタイミングで働く状態」
を取り戻すことを目指しています。
さらに、再発を防ぐために身体の使い方も具体的にお伝えします。

捻挫は“クセ”ではなく“神経の問題”かもしれません
何度も同じ側を捻挫する。
それは体質やクセではなく、
神経の滑走障害によるセンサー機能低下かもしれません。
もしあなたが、
* 捻挫を繰り返している
* リハビリしても不安感が残る
* 腰も張りやすい
という状態であれば、一度「神経の滑り」という視点から身体を見直してみることをおすすめします。
当院では、神経と筋肉を協調させ、
「もう二度と同じ怪我を繰り返さない身体づくり」をサポートしています。
お気軽にご相談ください。

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