シェーグレン症候群とは?

「目や口が乾くだけ」と思っていませんか?シェーグレン症候群で現れやすい症状とは
「最近、目が乾くようになった」「口が渇いて水を飲むことが増えた」。そんな症状が続いている場合、シェーグレン症候群という病気が関係していることがあります。
シェーグレン症候群は、涙や唾液を作る働きが低下する自己免疫疾患です。しかし、症状は目や口の乾燥だけではありません。全身にさまざまな症状が現れることもあるため、早めに気付くことが大切です。
目の乾燥でこんな症状はありませんか?
ドライアイといっても、「目が乾く」というだけではありません。
例えば、
* 目がゴロゴロして砂が入ったように感じる
* 目が疲れやすい
* 目薬を何度も使わないとつらい
* 朝起きたときに目が開けづらい
* 涙が出にくくなった
このような症状が続く場合は、一度相談してみることをおすすめします。
口の乾燥も見逃せないサインです
口の渇きも代表的な症状です。
次のようなことに心当たりはありませんか?
* パンやクラッカーなど乾いた食べ物が飲み込みにくい
* 食事中に何度も水を飲む
* 夜中に口が渇いて目が覚める
* 唾液が出にくいと感じる
* 最近、虫歯が増えた
「年齢のせいかな」と思っている症状の中に、病気のサインが隠れていることがあります。
顔の腫れを繰り返すこともあります
耳の前やあごの下には唾液を作る「唾液腺」があります。
シェーグレン症候群では、この部分が腫れたり痛みを伴ったりすることがあります。何度も同じ場所が腫れる場合は、医療機関で相談しましょう。
実は全身の症状が出ることも
シェーグレン症候群は、乾燥だけの病気ではありません。
次のような症状がみられることがあります。
* 強い疲れやだるさ
* 微熱が続く
* 関節の痛み
* 朝、手がこわばる
* 筋肉の痛み
「疲れが取れない」「体調がずっとすっきりしない」と感じている方は、一度相談してみる価値があります。
乾燥以外の症状にも注意
病気が進行すると、さまざまな臓器に影響することがあります。
例えば、
* 長引く空咳や息切れ
* 飲み込みにくさ
* 手足のしびれ
* 尿路結石を繰り返す
* 女性では腟の乾燥による不快感
これらの症状がすべて出るわけではありませんが、乾燥症状と一緒に現れる場合は医師に伝えることが大切です。
他の自己免疫疾患を合併することも
シェーグレン症候群では、
* 関節リウマチ
* 甲状腺の病気
* 全身性エリテマトーデス(SLE)
など、他の自己免疫疾患を合併することがあります。
すでに自己免疫疾患と診断されている方で、目や口の乾燥が気になる場合は、その症状についても相談してみましょう。
気になる症状があれば早めに相談を
シェーグレン症候群は、症状だけで診断できる病気ではありません。血液検査や眼科での涙の検査、唾液の検査などを組み合わせて診断します。
「乾燥くらいなら我慢できる」と思っていても、治療やセルフケアによって症状が改善することがあります。
目や口の乾燥が続いている方や、原因のわからない疲れや関節痛などがある方は、内科やリウマチ膠原病内科、眼科などで相談してみてください。
まとめ
シェーグレン症候群は、目や口の乾燥だけでなく、全身にさまざまな症状が現れることがある病気です。
「乾燥が続いている」「疲れや関節痛もある」「顔の腫れを繰り返す」など気になる症状があれば、そのままにせず医療機関を受診しましょう。早期に診断・治療を受けることで、症状のコントロールや生活の質の改善につながる可能性があります。













