なで肩の女性や筋肉質の男性に共通しておこる症状
腕に痺れが発生する原因で胸郭出口症候群があります。
頚椎に由来する痛みなのか判別するのが難しい症状です。
この症状は、なで肩の女性や筋肉質の男性に起こりやすいものです。
腕神経叢という神経の束の通り道に解剖学的に狭くなるところが3つありそれぞれ言い方があります。
一つ目は首にある斜角筋という筋肉があり前斜角筋と中斜角筋というところで筋肉の過緊張で締め付けます。斜角筋症候群と言います。
もう一つは鎖骨と第一肋骨で構成される骨性のトンネルで挟み込まれるパターンです。肋鎖症候群といいます。3つめは小胸筋の下で挟みこまれて特に腕を外転することによって締め付けられるパターンで過外転症候群といいます。