ボールを投げると肩が痛い
肩関節後方部にQLS〔クアドリラテラルスペース〕があります。
この場所は腋窩神経と後上腕回旋動脈が通過していてこれらが挟み込まれて起こる絞扼性神経障害〔QLSS〕QLSSといいます。
QLSSが疑われる場合外傷の確認も必要になってきます。後上腕回旋動脈〔静脈〕の出血やQLSを構成している筋群の伸張性の低下から起こることもあります。
この場所はスローイングをした後ブレーキをかけるために肩関節の外旋筋群に過度な負荷がかかり、外旋筋の筋力低下は結果として筋緊張や伸張性の低下を招き結果としてQLSの狭小化を引きおこします。
ボールを投げる筋肉も大事ですがより大事なのはブレーキをかけるための外旋筋群が大事です。
とくなが鍼灸整骨院(とくなが整体院)ではカウンセリングをしっかり行い神経と筋にしっかりとアプローチしていきます。